私たち家族がずっと思い描いてきた、大きな夢。
その夢が、いま現実の旅として動きはじめた。
はじまりの一歩は、ヨーロッパ大陸。
お洒落な街並みと、積み重ねられてきた歴史と芸術。
すべてが新しく、すべてがわくわくするこの場所から、
私たちの大冒険は幕を開けた。
サク(3歳)とハル(1歳)は、ヨーロッパを旅した。
美しい街並みと、おいしいごはん。見るものすべてが、お洒落な世界だった。
レストランにはあまり行かず、ごはんは、ほとんど母の手料理。
美術館や博物館には行かず、街の中のお洒落な公園で、たくさん遊んだ。
たくさん歩いて、汽車や船、ボートにも乗った。
はじめて見る乗り物ばかりだった。
豪華なホテルには泊まれなかったけれど、暮らすように泊まった小さなコテージ。
そのひとつひとつが、
私たち家族にとって、かけがえのない体験になった。
ヨーロッパで過ごした時間は、旅であり、暮らしに近いものでもあった。
いっぱい歩いて、 いっぱい食べて、 いっぱい寝た。
移動時間が長く、退屈なことも多かった。
大好きな公園で遊ぶ時間は、十分とは言えなかった。
それでも、古い街の中で、いろいろなものを家族で見て、感じて、楽しいことは、たしかにたくさんあった。