それは、私たち家族が描く、ちいさくて大きな夢。
その夢の“はじまりの一歩”は台湾。
そして次に選んだのは、私たちが住む日本。
真冬の北海道は、大冒険のはじまりにふさわしい舞台となった。
サク(3歳)とハル(1歳)、電車と車で北の大地を旅した。
凍てつく寒さ、広大な大地、静かに広がる白銀の世界。
そのひとつひとつが、私たちにとって、確かな体験となった。
日本での予行練習は、家族の絆を深め、次の旅への準備を整えてくれた。
旅の最終日、サクは泣きながらいった。「大冒険を終わりたくない」、と。
大冒険はまだまだ続く、次の大陸へ、また一歩。